スタート
京急空港線天空橋駅
東京モノレール天空橋駅
ゴール
JR青梅線羽村駅
最大標高差
143m
多摩川サイクリングロードは、多摩川に隣接している市区町村が個々に整備しているサイクリングロード群の総称で、一本のサイクリングロードとして整備されているわけではありません。東京都側のサイクリングロード群は「たまリバー50キロ」として、まとめられていますが、サイクリングロードとして整備されていない区間が多くあり、快適に走れるコースとは言えません。
そこでご紹介するの多摩川の左岸(東京都側)のたまリバー50キロと、たまリバー50キロの未整備区間を右岸(川崎側)のかわさき多摩川ふれあいロードをつないで走るコースです。
天空橋から丸子橋までの区間は左岸(たまリバー50キロ)、丸子橋から多摩水道橋までの区間は右岸(かわさき多摩川ふれあいロード)を走ります。多摩川水道橋から羽村取水堰までの区間は左岸(たまリバー50キロ)を走ります。
神奈川県側のかわさき多摩川ふれあいロードを走ることによって、サイクリングロードが整備されていない、たまリバー50キロの世田谷区、狛江市、調布市の区間を回避して走ることができます。
京急空港線の天空橋の駅の近くにそびえ立つ羽田大鳥居を潜り抜け、川沿いを少し上ったとこにある多摩川太子橋緑地が、多摩川サイクリングロードの下流側の起点になります。道路に埋め込まれた「たまリバー50km」の0.0km/53.0km案内版を越えれば、多摩川サイクリングロードの旅が始まります。
多摩川は府中四谷橋付近で浅川と合流します。府中四谷橋は浅川サイクリングロードの起点となっていて、川沿いに高尾にある都立陵南公園まで走ることができます。川崎から羽村、川崎から高尾、そして高尾から羽村。さらに上るか下るか、季節やその日の気分で様々なルートを楽しむことができます。特に桜の季節は浅川サイクリングロードをお勧めします。
多摩川サイクリングロードの上流側の起点となるは、羽村取水堰。道路に埋め込まれた「たまリバー50km」の53.0km/0.0kmの案内版を越えれば、多摩川サイクリングロードの旅は終わりを告げます。お疲れさまでした!
羽村取水堰から少し上流にある根がらみ前水田では、例年4月の中旬にチューリップまつりが開催されます。多摩川サイクリングロードの旅を終えて少し足を伸ばせば35万本のチューリップが出迎えてくれます。この時期は川沿いの桜も楽しみながら走れるので、多摩川サイクリングロードの旅にチャレンジするのであれば、この時期がお勧めです。