境川は東京都町田市の草戸山北東面にある町田市立大地沢青少年センター付近を源として、町田市と相模原市の県境を流れ、その後は、大和市、横浜市、藤沢市を経て相模湾に注ぐ二級河川です。
ご紹介するコースは、町田市が整備する境川ゆっくりロードと、かつて国土交通省に大規模自転車道として整備された県道451号藤沢大和自転車道線(通称境川サイクリングロード)と、環境庁に関東ふれあいの道にも指定されている太平洋岸自転車道をつないでポタリングするコースです。
住宅地と畑の単調な景色が延々と続く、お世辞にも魅力的とは言えないコースですが、鵠沼海岸に出るとそれまでの景色が一辺し、解放感溢れる湘南海岸の景色を満喫することができます。
スタート地点のJR横浜線の町田駅からゴール地点の小田急片瀬江ノ島駅まで、一部の区間を除けば自転車専用道路を走ることができます。またアップダウンも少なく休憩施設も多いのでポタリング初心者にもお勧めできるコースです。
境川ゆっくりロードは、東京都町田市が整備している自転車・歩行者専用道路です。橋本駅に向かう京王電鉄で高架下の坂本橋から国道246号線と八王子街道(旧国道246号線)が交差する目黒にある鶴瀬橋を結んでいます。今回ご紹介するのは、出発点JR町田駅を降りて直ぐの谷口橋から鶴瀬橋の区間です。境川ゆっくりロードは、住宅地の中を抜けていくため、歩行者に注意しながら、その名のとおりゆっくり走ることをお勧めします。
県道451号線(通称境川サイクリングロード)は、国土交通省が大規模自転車道として整備された神奈川県唯一の自転車です。
相鉄線高架下から県道丸子茅ヶ崎線との交差点付近までと、国道一号線の高架下から、県道44号線の引地橋までの区間は、自転車道が途切れてしまうため、車道を走ることになりますが、その他の区間は、自転車専用道として整備されています。
横浜市瀬谷区周辺と引地川沿いの区間は、住宅地の中を抜けていくため、歩行者に注意しながら走る必要がありますが、その他の区間は境川沿いの長閑な田園風景を楽しみながら走ることができます。
鵠沼海岸から江ノ島までは、太平洋岸自転車道を走ります。この区間の太平洋岸自転車道は、環境庁によって湘南海岸・砂浜の道は関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)にも指定されています。歩行者がとても多いので注意が必要になりますが、湘南海岸の眺望がとても素晴らしいので急がずゆっくり走りましょう。
町田から2.9km
江ノ島から30.8km
トイレ :有
水飲み場 :有
駐輪場 :無
バイクスタンド:無
町田から9.3km
江ノ島から24.2km
トイレ :有
水飲み場 :有
駐輪場 :有
バイクスタンド:無
町田から20.0km
江ノ島から13.7km
トイレ :有
水飲み場 :有
駐輪場 :有
バイクスタンド:有
町田から28.6km
江ノ島から5.1km
トイレ :有
水飲み場 :有
駐輪場 :無
バイクスタンド:無
町田から31.2km
江ノ島から2.5km
トイレ :有
水飲み場 :有
駐輪場 :有
バイクスタンド:無
町田から33.7km
江ノ島から0km
トイレ :有
水飲み場 :有
駐輪場 :有
バイクスタンド:無
境川ゆっくりロードは、鶴瀬橋から坂本橋までとされていますが、自転車で走れるのは鶴瀬橋から共栄橋までの区間になります。共栄橋から坂本橋までの区間は舗装されてい所があったり、道幅が極端に狭い所があったりするので、右岸の一般道を走ることをお勧めします。一部川岸を離れる場所もありますが、比較的クルマの通りも少ないので、それなりに気持ち良く走れるはずです。
共栄橋から右岸の川岸の一般道を走っていくと、JR横浜線の相原駅入口交差点に出ます。相原駅入口交差点から先は、境川の川岸を行くことができなくなるので、町田街道を走ることになります。町田街道は道幅も広くなく、交通量も多い上に、ダンプカーなどの大型車輛も頻繁に走っているので、走行には十分注意が必要です。特に児童や自転車初心者の方には決してお勧めいたしません。
町田街道をしばらく走り、右手にあいはら幼稚園が見えてきたら、町田街道を離れて左手の側道に入ります。ここからは、川沿いの道をつかず離れず走っていけば源流のある大地沢にたどり着きます。
JR町田駅から6.5km
JR町田駅から14.2km
JR町田駅から19.5km
JR町田駅から20.0km
境川の源流は大地沢青少年センターの奥にあります。途中から険しい山道になるので、ここで自転車を駐輪して徒歩で向かうことになります。山道はとても滑りやすいので、ビンディングシューズで行くのはお勧めしません。